てぃーだブログ › 沖縄はわたしの学校

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2023年11月23日

「小雪」を過ぎても

昨日は二十四節気の「小雪」でしたが、昨日も今日も暖かな日差しが届いていました。でも、「この暖かさも明日まで」との天気予報に怯えています。

例年よりはずっと穏やかな晩秋です。この夏のあまりの暑さに枯れてしまった花もあります。咲いた花も小さく、花期も短いものでした。訪れる蝶までも小さな個体が多かったように思えます。

そんな中、陽だまりに咲いている花にはありがたい気持ちになります。霜が降りた朝に一変してしまう前に、けなげな姿を写真にとどめておきます。

金平糖のようなヒメツルソバ


やさしい色合いのサルビア、「あやのピーチ」。無事タネがつき始めたので、来年につなげられそうです。



  


Posted by 茨城ねーねー at 22:51Comments(0)庭の植物

2023年11月15日

晩秋の光と花とタテハ蝶

朝晩の冷え込みが厳しくなりました。先日の朝は1℃という気温で、県内では初霜の降りたところもあったようです。賑やかな蝶の姿がぱったり途絶え、今年はもう会えないと思っていました。

ところが、昨日、日差しが戻り、再び蝶が現れました。気温もあるけど、蝶には光! そう思える日向の庭でした。写真を撮れたのは、どちらもタテハチョウ。

ウィンターコスモスにとまったのは、アカタテハだと思います。


ウィンターコスモスは大人気です。こちらは多分、キタテハ。


ダルマギクにやってきたのも、キタテハ。ツマグロヒョウモンと見分けがつかないのですが‥。


ダルマギクの花びらも、光の中で輝いています。


フジバカマは少し陰になり、今年もアサギマダラは訪れず?



  


Posted by 茨城ねーねー at 23:13Comments(0)自然庭の植物

2023年11月08日

紅葉と空蝉と椿の実

ハナミズキのきれいな紅葉に出会いました。


隣の木には蝉の抜け殻。


椿の実も見つけました。


3枚の写真は一昨日、病院の駐車場近くで撮ったものです。翌日の強風と雨で、今日訪れた時には一変していました。ハナミズキの葉は残り少なく、蝉の抜け殻は見当たりませんでした。病院という場所のせいもあり、「一期一会」を感じさせる風景になりました。  


Posted by 茨城ねーねー at 23:09Comments(0)自然

2023年11月04日

いつものハイビスカスのいつもと違う終わり方

過酷な夏が終わり、植物も生気を取り戻しているようです。ハイビスカスの花は先月からポツリポツリと開くようになりました。暑い夏にも時折花を見せてくれてはいたのですが、夕方まで開いているのがやっとのようでした。やっと沖縄の気温を下回るようになったころから、日を跨いでも元気に咲くようになりました。


10月の終わりのこと。朝一番、目に入った花姿に、はっとしました。ハイビスカスの花の終わりは、きちんと折り畳まれて落ちることが多いのです。特にこの、白い「ワイキキホワイト」は、パラソルのようになります。育てて10年ぐらいになりますが、こんな姿は初めて見ました。


まるで別の花のように見えました。あまりに大きい寒暖差のせいでしょうか? 花の内側で何かの異変が起こっているような不思議な美しさです。


こちらも10年以上になるピンクのハイビスカス。今日も蕾をつけていますが、今年の花はさらに小さいようです。


久々に、大好きなハイビスカスたちのことを書きたくなりました。
  


Posted by 茨城ねーねー at 23:12Comments(0)庭の植物

2023年08月22日

ピンクのタマスダレ

ご無沙汰しています。ピンクのタマスダレが夏草の間から突然に顔を出し、驚くやら、嬉しいやらで写真を撮りました。一年前の弱々しい姿から一転。花径10cm近くもある、堂々たる姿に成長していました。


波照間島の言葉で「アメプランスパナ(雨降らすの花)」と言うのだったと思います。お盆のころには台風の余波で雨の日がありました。あの時の雨が地面を潤し、きれいな花色を見せてくれたのでしょう。その後晴天が続いていましたが、今日の明け方の大雨で、三日間続いた花は終わりました。

タマスダレの近くに咲く、「白蝶草」という和名を持つ「ガウラ」。


長く伸びた茎の先に、白蝶が舞うように小さな花が揺れて咲きます。でも、みずみずしい花びらが見られるのは、日差しの弱い早朝のわずかな時間だけです。明日は二十四節気の「処暑」ですが、まだまだ収まりそうにない暑さです。  


Posted by 茨城ねーねー at 23:08Comments(0)庭の植物

2023年07月17日

猛暑を乗り切る「チャンプルー」と「しん焼き」

ここ一週間の間に、38℃まで気温の上がった日が二日もありました。降り続いた秋田の大雨の心配もあり、へとへとになっていました。

猛暑を乗り切るには、やっぱり「ゴーヤーチャンプルー」! 今年初です。レンジで水切り、豆腐の表面に塩をまぶしてから焼くいつものやり方。味付けは牡蠣醤油のみ、というこれもいつものやり方。少し元気が出ました。


茨城の夏の定番は、「茄子のしん焼き」です。子どものころから食べ慣れ、作り慣れた料理です。「しん焼き」って何だろう?と思っていましたが、もともとは「鴫焼き」で、茄子に鴫肉を入れて焼いたことに由来するとも聞いたことがあります。そんなことはおかまいなく、私たちは「しん焼き」と呼んでいました。もちろん具材に鴫はなく、茄子とピーマンが基本です。


茄子に塩をまぶして5分ぐらいおくと、アクとともに水分も抜け、少量の油で炒めることができます。茄子とピーマンをしんなりするまで炒めたら、砂糖と味噌を加えて炒め合わせるだけです。そのままご飯にのせても、冷たくしてソーメンに添えても。私はチーズと一緒にパンに挟んで食べたりもします。

夏野菜で猛暑を乗り切りましょう!
  


Posted by 茨城ねーねー at 23:18Comments(0)

2023年07月10日

叔母直伝のからし漬け

からし漬けに使ったきゅうりは、ご覧の通り、普通お店に並んでいるものより細いきゅうりです。味が良くしみて、漬物にはぴったりです。家族にも好評で、すぐに無くなってしまいました。


レシピを紹介します。買って来たきゅうりは、500gありました。洗って水けをふき取ったきゅうりの両端を切り落とします。塩20g、砂糖70g、粉辛子20g、酒少々を入れた保存袋にきゅうりを入れて混ぜます。冷蔵庫に入れて2日ほどで出来上がりです。

材料の砂糖ですが、「ザラメも混ぜるといいよ」と叔母が教えてくれたので、そうしています。漬物だったり、煮豆だったり、山菜の煮物だったり。季節の食べ物をいつも手作りしている叔母の暮らし方を見習いたいと思います。
  


Posted by 茨城ねーねー at 23:15Comments(0)

2023年07月09日

「はまってたんせ」のシール

先週横手に行って戻って来ましたが、新しく覚えた秋田弁があります。帰りがけに地元のスーパーに立ち寄るのが恒例です。新鮮な野菜を買って帰るのが目的。今回は漬物用のきゅうりを見つけました。袋には、「はまってたんせ」というシールが。


「はまってたんせ」? 「~たんせ」というのは、「~してください」という意味です。「入ってたんせ」のように使う、優しい感じのする秋田弁です。「私はこのきゅうりにずっと前からはまってますよ」と思いましたが、もちろん、標準語の「はまる」とは別物だとは想像できました。

「はまってたんせ」は「買ってください」という意味の売り言葉だそうです。夫に話すと、ちょっとニュアンスが違うと言います。「気前よくたくさん買ってくださいね」という感じで、朝市でよく使われていたと言うのです。友人同士では、「はまる」は「おごる」という意味で使っていたとも。

なるほど。売っている人に「おごる」ほど「たくさん買ってくださいね」ということかと、私は勝手に解釈しました。

買ってきたきゅうりは、さっそく叔母直伝のからし付けに。とってもおススメなので、できあがり写真とレシピを次回ご紹介します。



  


Posted by 茨城ねーねー at 21:48Comments(0)言葉

2023年07月05日

テッポウユリに続いて

ピンクのテッポウユリと同じころ、ピンクのスカシユリも開きました。


続いて開いたのはササユリ。ササユリは山の中でひっそりと咲いているイメージがあったので、日差しの強い庭の環境に合うか不安でした。そのため球根は鉢植えにしたのですが、思ったよりずっとたくましいようです。雨風の強い夜があり、朝になって玄関を開けると鉢がひっくり返っていました。でも、茎も折れずに元気でした。


テッポウユリを咲かせてみたいと考えた時に、今年の園芸の目標はユリに決めました。新しいユリの球根を植えたのは久しぶりです。テッポウユリに合わせてピンクで揃えた新顔のユリは、どれも優しい色合いで咲いてくれました。アゲハチョウも飛んで来ていました。


やはり、新しい球根は大きく花開きます。もう何年も咲いている黄色いユリも遅れて咲き始めました。だんだん元気がなくなっていたので、鉢に植え替えて養生して2年め。背丈は低いものの、大きな花です。


残るは、10年以上も咲いている白いユリです。
  


Posted by 茨城ねーねー at 23:32Comments(0)庭の植物

2023年06月29日

ピンクのテッポウユリ

少し前の沖縄の季節のように、こちらは今がユリの季節です。伊江島のリリーフィールドの画像を見るたびにテッポウユリへの憧れがつのっていました。茨城でも自生のテッポウユリが旺盛に咲いているところもあるようですが、私は育てたことがありませんでした。真っ白なテッポウユリの群生はリリーフィールドにお似合いです。私の庭ではピンクのテッポウユリを一本でもと思い、昨秋球根を植え付けました。

6月になり、初めての花が開いた時は感激でした。もっと細長く横向きの花を想像していましたが、すらりとした美しい立ち姿は想像以上です。


梅雨に入ってからは、雨粒を載せた瑞々しい花びらも見ることができました。



  


Posted by 茨城ねーねー at 22:52Comments(0)庭の植物

2023年06月24日

「慰霊の日」の昨日

昨日は沖縄戦から78年目の「慰霊の日」でした。テレビでは今年亡くなった白梅学徒隊の中山きくさんやひめゆり学徒隊の本村ツルさんのことを伝え、体験の継承が課題であることも伝えていました。

「慰霊の日」が近づくにつれ、私は担任クラスのTさんの声を思い出していました。もう20年以上前のことです。修学旅行を前にした、ひめゆり学徒隊についての発表の終わり近く。「解散命令です」という彼女の声が忘れられません。毎年6月になるとこの声を思い出し、今年も学徒隊の証言を読み返しています。3月の下旬から看護活動に動員され、6月18日に突然出された解散命令。犠牲者の数は解散命令後に集中しています。その残酷さを深く理解したTさんの「解散命令です」という声に、「学び続けなければ」と言われているような気がします。

「解散命令は真っ先に一番かわいそうな負傷者を切り捨てたんです。私達のその後の体験も地獄でしたが、敵前解散で壕に置き去りにされ、傷ついて動くことの出来ない学友達は、もっと残酷な地獄だったと思うのです」。ひめゆり資料館の公式ガイドブックにある島袋淑子さんの証言です。「解散命令はこのような敵の包囲と猛攻撃に追い詰められた状況の中で、六月十八日に出されたのです」という比嘉文子さんの証言もあります。

Tさんは、悲しみと怒りを抑えた声で、正確に伝えようとしていました。沖縄では戦後世代による体験の継承が進んでいるようですが、県外の者にとっては、より深い学びが必要だということを考えながら過ごした慰霊の日でした。

テレビでは平和の礎や魂魄の塔の前で花を手向け、手を合わせる人々の姿が何回も映し出されていました。画面に映る南部だけでなく、沖縄全体が悲しみと祈りに包まれていたことと思います。体験者の高齢化で組織だった慰霊祭は行われなくなってはいても、慰霊碑の周りの草を刈り、お茶やお菓子や泡盛を供えたりする遺族の姿が沖縄各地で見られたことと思います。慰霊の日が雨でなくてよかった、と思いました。
  


Posted by 茨城ねーねー at 23:12Comments(0)平和

2023年06月12日

ハイビスカスとコンロンカ

「沖縄以外では庭植えは困難」とされる熱帯性の植物。環境に合わないことは重々承知の上で育てているハイビスカスとコンロンカです。

十年以上になるハイビスカス。初めは夏だけ庭植えにしていましたが、年々大株になり、今は通年鉢植えで育てています。毎年植え替えをしても窮屈そうですが、これ以上大きくするのは体力的に無理なので、「ごめんなさい」で育てています。「今年は花が見られないかも」と、いつも心細い思いで見守っているのですが、今年も「こんにちは!」と一年ぶりの笑顔です。「お久しぶり!」。


コンロンカも耐寒性が無いので、鉢植えのまま数年経ちました。白い萼片が、崑崙山の雪に見立てられて名付けられたそうです。冬の室内からベランダへ移してしばらくになりますが、葉焼けをして弱っていました。ところが、数日前に急に生き生きとしてきたので、あわてて外に移動。


生き生きの原因は梅雨入り。「高温多湿」が最適なのだと思います。沖縄の新聞で、白いコンロンカが話題になっていたのは「うりずん」のころ? 羨ましくて羨ましくて、待ち遠しかったコンロンカです。
  


Posted by 茨城ねーねー at 23:12Comments(0)庭の植物

2023年06月09日

梅雨入りの植物たち

昨日、茨城も梅雨入りしました。今朝は道路の冠水を心配しましたが、午後からは「しとしと」、梅雨の雨でした。雨粒の残る植物たちの写真です。

先日は西日に透けていましたが、今日は一日雨のスモークツリーです。


ヒペリカムはすっかり赤い実に変わりました。肉厚の葉には雨粒がいっぱいです。


大きな雨粒をとどめるアルケミラモリスの葉。花が見られるのは今頃だけの短い期間です。



  


Posted by 茨城ねーねー at 23:22Comments(0)庭の植物

2023年06月08日

「ス―マンボースー」と「田んぼ」

「ス―マンボースー」という沖縄の言葉に初めて出会った時は衝撃でした。耳慣れないことはもちろん、漢字を想像することができませんでした。タイムスや新報では毎年見かけるので、すっかり馴染みのある言葉になりました。

二十四節気の「小満」と「芒種」を合わせて「ス―マンボースー」というのは、どちらも梅雨の時期だからですね。冬に種を蒔いた植物が生き生きと成長して、ほっと安心する「小満」。イネ科の種を蒔く「芒種」。イネの種を直接田んぼに蒔いていたのは、どのぐらい昔のことだったのでしょうか?

イネの発芽温度を調べて驚きました。なんと、最適温度は30℃から35℃だそうです。育苗した苗を田植えするのが効率的なわけです。石垣島では1月に田植えをして、6月ごろの収穫とか。二期作なのですね。

茨城ではGWごろに田植えだったのですが、年々早まりつつあるようです。5月末に行った秋田では、ちょうど田植えの時期でした。広い田んぼがいっそう広々と感じられました。朝早くに撮った写真です。


鏡のような田んぼに、くっきりと山の影が逆さに映るのはこの時期だけでしょうか。


豪雪地帯の雪解け水は満々と。用水路の水は勢いよく流れていました。


ひとつひとつが大きな田んぼ。茨城では見かけない景色です。



  


Posted by 茨城ねーねー at 23:13Comments(0)

2023年06月04日

豪雨の後で

豪雨が過ぎて、まぶしい光が戻ってきました。夜中の雨には不安が募りましたが、一日経って日常も戻ってきました。

今回は「風よりも」雨でした。枝が折れたのはローズマリーぐらいで、一番花が咲いたばかりの原種系アネモネも無事でした。いかにもか細い姿で、立っていられないだろうと思っていましたが、倒れませんでした。


黄色い花と同時に、赤い実も見え始めていたヒペリカム。まぶしく輝いています。


西日に透けるスモークツリー。


やっと膨らんできた百合の蕾も無事でした。


各地の大きな被害が報道されていますが、茨城県内でも今日まで浸水が続いていた住宅地がありました。水が引いた後も、この暑さの中での復旧作業は大変なことだと思います。一日も早く日常が戻りますように。
  


Posted by 茨城ねーねー at 23:11Comments(0)庭の植物

2023年06月01日

青梅の楽しみ

六月に入りました。青梅の季節です。わが家に梅の木は無いのですが、梅シロップが大好きな家族なので、毎年何回か手作りします。初めは買った青梅で、その後は友人の庭の青梅で。

梅シロップは、とても簡単なのでおススメです。青梅と同量の砂糖を瓶に入れて、ひと月ぐらい待つだけです。「気がついた時に瓶を振り回してね~」と家族に言っておけば、一日一回以上は振り回すことになります。早く砂糖を溶かさないと発酵してしまうので、これだけは欠かさずに!


一昨日瓶に入れ、今日はこのぐらい溶けました。毎年いろいろな砂糖を試してきました。黒糖やきび砂糖の味わいも捨てがたいのですが、氷砂糖に落ち着きました。理由は、瓶を振るたびに見とれる爽やかさ。それのみです。でもそれが、作る楽しみ、待つ楽しみです。

青梅は1㎏入りだったので、梅シロップで半分。残りの半分は煮梅にしました。厚手の鍋に青梅と80%の砂糖を入れて火にかけます。焦げ付きが心配だったので水をほんの少量入れましたが、入れなくてもいいのかもしれません。煮立ったらアクを取り、落し蓋をして弱火でコトコト。とろりとするまで煮詰めました。2日後の今日にはもう味がなじみ、こちらは一粒ずつ味わう楽しみです。



  


Posted by 茨城ねーねー at 23:47Comments(0)

2023年05月22日

山椒の実に「小満」

「小満」を迎えて、庭の山椒の木には薄緑色の実が付きました。


期待を込めて収穫しましたが、まさに「小満」。昨年と変わらず、50gほどでした。2分ほど茹でてから、一晩水に浸けてアク抜きしました。これで下処理完成。


昨年作って使いやすかったので、半分はしょうゆ漬けにしました。鍋に料理酒と山椒を入れ、沸騰したら弱火にして香りが立つまで煮ます。ここまで、ほんの数分。しょうゆを加えてひと煮立ちしたらできあがり。瓶に入り切れなかった分を使って「ちりめん山椒」も。ちりめんじゃこがなかったので「しらす干し山椒」です。


左側の瓶は、今年初めて作った「山椒オイル」。みじん切りのニンニクをオリーブ油(保存瓶に入れる半量分)に入れて中火に。すぐに泡が出て香りが立ちます。ここで火を止め、塩と残りのオリーブ油を注いでできあがり。チャーハンやパスタにも使ってみようかと思います。

真夏日になったり、梅雨寒のような日があったり。今夜は竜巻注意報まで出て、不安定な気候に驚く毎日ですが、自然はどこで帳尻を合わせているのでしょうか。ちょうど一年前のブログには、やはり山椒の実を収穫して「小さな満足」。まったく同じことをしていました。

  


Posted by 茨城ねーねー at 22:09Comments(0)自然

2023年05月13日

リナリアの種は今年もこぼれて

「立夏」から一転、気温差10度。ひんやりと、早春か梅雨時の空気です。今年のリナリアの花色をまとめてみました。ご覧ください。

写真は、それぞれ4月中に咲いたものです。ネモフィラに混じって咲いた、空色に一番似合っていたクリーム色のリナリア。


白色の花。松葉のように細くて真っすぐな葉もリナリアの特徴です。以前、沖縄の新聞に紹介された「マツバウンラン(松葉海蘭)」とそっくりだったので驚いたことがあります。


紫水晶のような色のリナリアはこれ一本だけでした。残念。来年に期待です。


同じ薄紫でも、黄色が入るものも。


まとまって種がこぼれたところはにぎやかでした。


水彩絵の具が滲んだような色合い。小さな丸い蕾もリナリアの大きな魅力です。


金魚のようなリナリアにも、そろそろ種がつき始めました。


一年草ですが、枯れても抜き取らずにそのままにしておきます。種を採っておいて蒔いていたこともありましたが、うまく発芽しませんでした。自然にこぼれて、風に吹かれてどこかに落ち着き、雨水を適度に吸収し、生育温度にかなったものだけが来春芽を出す、という循環に任せるのが一番だと知りました。
  


Posted by 茨城ねーねー at 22:47Comments(0)庭の植物

2023年05月06日

「立夏」の植物たち

立夏の今日。なんと、29℃にもなりました。まだ暑さに慣れず、太陽の真下にはいられません。植物の世界も、少し木陰になるところで輝いています。

ワイルドストロベリーの緑は輝き、小さな白い花を見つけるようになりました。


アスパラに続き収穫のシーズン。今日は10粒ほど集めましたが、ジャムを作れる量になるまで冷凍保存です。


うさぎのしっぽのようなラグラスは、こぼれだねで神出鬼没。ドライフラワーにする前に今年も、もう種がついてしまいました。


昨秋から咲き続けているパンジーは種をつけ始めました。お茶パックを結んで種を採取。パンジー・ビオラの種蒔きはほとんど成功していないので、今年は取り組んでみようと思っています。隣はチロリアンランプ。弱ってきたので昨秋挿し木をしたのですが、こんな小さなうちに花をつけてしまいました。早めに切ったほうがいいのですが、しばし「立夏」の色合いを楽しむことにします。


立夏の光の下で、植物は次の季節に向かっています。
  


Posted by 茨城ねーねー at 23:23Comments(0)庭の植物

2023年05月04日

「三月ウマチー」の朝採り

タイムスカレンダーを見ると、今日は「三月ウマチー」。「麦の収穫感謝祭」という説明がありました。「ウマチー」という言葉は何度も目にしているので、もう覚えました。「お祭り」ですね。私は野菜をほとんど作っていないのですが、今はひとつだけ収穫できるものがあります。

苗を植えて4年か5年ぐらいになるアスパラです。お隣さんとの境目の一角。顔を合わせたご主人に、「それは何の葉ですか?」と聞かれました。春の収穫時期なのですが、手前の方は種を蒔いて2年目なので、まだ収穫はできません。株を充実させるために、わさわさと葉を茂らせているところです。支柱や紐でおさえても、風で暴れています。


朝採りのアスパラ。と言っても、正確には昨日と今朝の二日分でこれだけです。オリーブオイルで焼き付けるのが一番。


今日の水戸は28℃まで上がり、冷たい麺が欲しくなる季節になりました。夏によく作る、豆乳と味噌の冷汁があります。今日はうどんにかけました。とても簡単にできるので、試してみてください。基本は味噌を冷水で溶き、豆乳を混ぜるだけ。サバの水煮缶も崩して入れます。ありあわせの野菜や薬味をどうぞ。夏本番になればミョウガがいいですね。今日はアスパラです。



  


Posted by 茨城ねーねー at 23:24Comments(0)伝統行事
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