2019年05月05日
「苧環」の「苧」は、「苧績み」の「苧」
ここしばらく、オダマキの花が咲いています。漢字では「苧環」と書きます。
沖縄の染織について書かれた文章を読んでいると、「苧績み」という言葉によく出会います。「うーうみ」とルビがふってあることが多いので、すぐには「苧玉(おだま)」と結び付きませんでした。「オ」が「ウ」になるという沖縄語の原則を忘れていました。
「苧」は「からむし」とも呼ばれるイラクサ科の多年草で、繊維をより合わせる(績む)ことで糸になります。巻いたものが「苧玉」。
まわりくどい書き方をしましたが、要するに、苧環=苧玉=糸巻ということになるようです。
オダマキの花の形が糸巻に似ているということらしいのですが、どうもそうは見えません。ここ数日、しげしげと花を眺めているうちに、糸巻はこの蕾の方ではないかと思えてきました。いかがでしょうか?

沖縄の染織について書かれた文章を読んでいると、「苧績み」という言葉によく出会います。「うーうみ」とルビがふってあることが多いので、すぐには「苧玉(おだま)」と結び付きませんでした。「オ」が「ウ」になるという沖縄語の原則を忘れていました。
「苧」は「からむし」とも呼ばれるイラクサ科の多年草で、繊維をより合わせる(績む)ことで糸になります。巻いたものが「苧玉」。
まわりくどい書き方をしましたが、要するに、苧環=苧玉=糸巻ということになるようです。
オダマキの花の形が糸巻に似ているということらしいのですが、どうもそうは見えません。ここ数日、しげしげと花を眺めているうちに、糸巻はこの蕾の方ではないかと思えてきました。いかがでしょうか?