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2022年12月14日

皇帝ダリアとパパイヤ、霜が降りるまで。

強風の中、皇帝ダリアは電線まで届いて、空高くそびえていました。こんなに近所のあちこちで、皇帝ダリアを見かけた年はありませんでした。そして、おそらく今年最後となる雄姿を眺めました。皇帝ダリアは霜が降りると枯れてしまいます。花を見ることなく終わってしまう年も多いのです。

皇帝ダリアとパパイヤ、霜が降りるまで。

皇帝ダリアを見ていて、先日スーパーで見つけたパパイヤを思い出しました。こんな寒い時期にパパイヤ?と思いながら買って帰りました。その後、てぃーだブログで「パパイヤの収穫」という記事に出会いました。沖縄ではまだまだ食べごろなんだと思い、今年の茨城は珍しくまだ霜が降りていないことに気づきました。

熱帯に自生するパパイヤの栽培は茨城では難しいはずですが、熱心に研究を重ね、寒さに強い苗を開発し、「北限のパパイヤ」として栽培している方がいらっしゃいます。遅霜の心配がなくなる4月下旬ごろに苗を植え付け、11月から12月の霜の降りる前に収穫を終えるのです。霜が降りればパパイヤは枯れてしまいます。茨城では冬を越せないのです。花ならば、「本来は多年草だが、環境により一年草扱い」というところでしょう。

栽培には10年の研究を要したようです。たんぱく質・脂質・糖質の分解酵素を持つ、野菜としてのパパイヤは、茨城ではほとんど知られていませんでした。今もそれほど一般的ではありませんが、徐々に広まっている気がします。私は簡単にパパヤイリチ―にすることが多いのですが、表現できない独特の食感と白さを活かしてみたいと考えて、初めてピクルスにしてみました。お試しください。

皇帝ダリアとパパイヤ、霜が降りるまで。




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Posted by 茨城ねーねー at 22:42│Comments(0)自然
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